北海道の物件に見られる特徴とは
北海道の賃貸住宅は部屋が広々としているのが特徴です。人口密度が低いので土地が豊富にあり、面積当たりの賃料が安く抑えられています。これは郊外だけでなく都市部にも共通しており、大都市に安い賃料で住みたい人には好都合でしょう。人気のエリアは札幌で、北海道の人口の4割ほどが集中しています。札幌は近年も人口が増加傾向にあるので、さらなる生活の利便性を期待できるでしょう。北海道は賃貸住宅を利用する人が多く、持ち家の割合は低いのが特徴です。その理由として賃料が安価で、5万円未満で借りられる物件が多いことがあります。敷金・礼金も安価に抑えられており、家賃のひと月分、または無料のところが多いです。特に空室率の高い物件に関しては、賃料や敷金・礼金が抑えられている傾向があります。
冬を快適に乗り切れる物件が多い
北海道の物件は厳しい寒さを乗り切るために、さまざまな工夫が取り入れられています。例えば断熱性を重視した物件が多く、冬場の暖房費削減に貢献してくれるでしょう。断熱性が低いと部屋が寒くなりやすく、それにより暖房費が高額になります。暖房費を抑えて家計を圧縮する意味でも、断熱性は無視できないポイントです。また北海道は二重窓が主流となっており、結露を抑えるために役立ちます。室内に湿気がこもるのを防げるため、カビやシロアリ対策ができるのです。北海道の賃貸住宅にはシロアリは発生しないと思われがちですが、ヤマトシロアリの被害が確認されています。賃貸住宅の場合は自己でシロアリ対策のリフォームをする必要性はありませんが、シロアリは不快害虫のため発生を抑えたほうがいいのは間違いありません。
冬の北海道函館は外気温と室内の気温差が激しくて結露しやすく、押し入れがカビだらけになりやすいです。そのため、函館の賃貸物件を借りる際は押し入れやクローゼット内に黒ずみがないか見た方が良いです。